チクングニヤ熱の流行NEW
1.コロンビアでの流行状況
コロンビア国立保健研究所発表の感染症週報によれば、2015年1月4日~1月10日に確定12,138例、疑い189例が報告され、2014年からの総計では114,930例のチクングニヤ熱感染者が報告されています。
主な感染地域別は、カリブ海地域が75,183例、東部地域が26,381例、中央地域が11,521例となっています。
2.チクングニヤ熱とは
(1) 病因、症状
チクングニヤ・ウイルスに感染した蚊(ネッタイシマカやヒトスジシマカ)によって感染します。
突然の発熱、関節痛、発疹などがみられますが、多くは2週間程度で回復します。致死率は0.1%程度と言われています。
(2) 治療、予防
特定の治療法や治療薬はなく、症状に応じて治療が行われます。
ワクチンや予防薬もありませんので、蚊に刺されないことが重要です。
3.チクングニヤ熱に関する情報は、下記サイトでも紹介されていますので、ご覧下さい。
(1) 厚生労働省検疫所
(2) 国立感染症研究所
(3) Pan American Health Organization
(4) コロンビア保健省
4.木曜会(2015年1月29日)での配付資料 |