カサナレ県ジョパル市の「ジョパル市オリノキア・リージョナル病院結核検査用医療機材整備計画」への日本大使館の訪問・供与式
令和4年7月14日

2022年7月8日、カサナレ県ジョパル市において、在コロンビア日本大使館による草の根・人間の安全保障無償資金協力「ジョパル市オリノキア・リージョナル病院結核検査用医療機材整備計画」の供与式が行われた。
本プロジェクトは、結核検査の精度及び安全性向上のための医療機材の整備に対し、最大84,848米ドルの支援を行うもので、供与式において、髙杉優弘日本大使は、「本医療機材の供与により、深刻な感染症の的確な把握が可能となり、脆弱な立場にある多くの人々の公衆衛生の向上に大きなインパクトを与えるとともに、コロンビア厚生省の進めている国家結核予防コントロール計画にも資することを期待している。」旨述べた。
同病院の院長Arledy Alvarado Patiño氏よりは、「本支援は我々にとって特別なものであり、供与いただいた機材により、結核の適時診断を必要とする多くの患者のサポートが可能となった。」と感謝の意が表された。
日本政府は、人道的観点のみならず、地域の安定を図る観点から、コロンビアの持続可能で包摂的な社会経済的成長を支援しており、こうした支援を通じ、日本とコロンビアの関係がさらに強化されることが期待される。