令和4年度外務大臣表彰伝達式

令和4年9月30日

2022年9月28日、在コロンビア日本国大使公邸において令和4年度外務大臣表彰を受彰された以下4名の方々への外務大臣表彰伝達式が行われました。外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人及び団体について、その功績をたたえるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
 

 

オスカル・ロメロ氏


ロメロ氏は、日本とコロンビアのビジネス環境改善と発展のため、対日ビジネスに興味を持つコロンビア企業に対しコンサルティングを行ってきました。日本・コロンビア商工会議所事務局長として、日本企業をコロンビアの企業経営者らと繋げる等の人材交流を活発化させ、両国間の経済関係強化に長年にわたり貢献されてきました。
 

竹久野生氏


竹久氏は、コロンビアの素材と日本美術を組み合わせる独自の作風を確立させ、両国の友好関係構築に寄与されてきました。日本近代美術や日本文化に関する講演会や、ロスアンデス大学日本センターでの展覧会を実施する等、当地における日本文化普及のための活動に尽力されてきました。
 
 

マウリシオ・マルティネス氏


マルティネス氏は、日本伝統舞台芸術(能・雅楽・文楽・歌舞伎等)の分野で当地における日本研究者として活躍してきました。コロンビアのみならず広くスペイン語圏を視野に入れた日本文化の普及のため、日本舞台芸術を紹介するホームページを設立する等、日本文化の発信に長らく貢献されてきました。
 

アルフォンソ・アリサ氏


アリサ氏は、コロンビアを代表する日本画家であり、長年の芸術活動を通して日本文化の発信に貢献されてきました。国内外で展覧会や日本美術に関する講演会を数多く実施する他、ロスアンデス大学で教鞭を執り、美術教育を通して将来の親日家・知日化となる多くの若者を育成してこられました。