日本はナリーニョ県パスト市の学校に浄水処理設備設置を支援
令和4年11月23日
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11月11日、ナリーニョ県パスト市の5つの教育機関における浄水処理設備設置プロジェクトにかかる署名式が、デ・ラ・ロサ・パスト市長及び髙杉駐コロンビア大使らの出席の下、行われました。
本プロジェクトは、フランシスコ・デ・ラ・ヴィジョタ学校、マルコ・フィデル・スアレス学校、クリスト・レイ学校、ラ・ヴィクトリア学校及びサン・フランシスコ・デ・アシス学校の生徒及び教職員に安全な飲み水を提供することにより、利用者の健康を改善し、汚染された水の摂取に起因する病気による欠席者を減らすことを目的としています。
本プロジェクトの実施にあたり、当館は73,060米ドルの支援を行いました。これにより、各教育機関に1基ずつ計5基の浄水施設が設置され、生徒及び教職員1,800人以上が裨益します。
式典において、髙杉大使は、日本はコロンビアにおいて、均衡のとれた持続的な社会経済発展への支援を基本方針としており、特に太平洋地域の住民の基本的ニーズに応えていきたい旨述べました。また、デ・ラ・パス市長から、パスト市、特に農村部の学校の子どもや若者にとって衛生環境の改善は不可欠であるとして本支援に対する謝意表明がありました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われるものです。