日本はサンタンデール県エル・ペニョン市の学校の拡張を支援

令和4年12月20日

12月14日、サンタンデール県エル・ペニョン市オトバル地区の学校拡張プロジェクトにかかる供与式が、バネサ・バルガス市長、ウベンセル・ドゥケ・ロハス・マグダレナ川中流域開発・和平評議会(CDPMM)理事、デイベル・バルボサ・リオ・ブランコ学校長、当館の赤松一等書記官(開発協力班長)、本学校の職員・児童・生徒らの出席の下、行われました。

本プロジェクトは、本地域における生徒数の増加に対応するため、新たに4つの教室及びトイレ棟を整備することにより、適切で安全な学習環境を確保するためこれら整備にかかる資金協力を行いました。これにより、130人の生徒が裨益します。

式典において、赤松一等書記官は、4つの新たな教室及びトイレ棟の建設により、生徒は適切な環境で勉強できるようになり、学力の向上にも繋がることを期待する旨述べました。また、バルガス市長からは、本校の拡張への支援に対し、生徒らを代表して謝意表明があり、ドゥケ理事からは、マグレナ川中流域開発・和平評議会は22年間、日本大使館との友情の下、人々の発展の基本となる人間の安全保障に焦点を当てた多くの事業を実施してきている旨発言がありました。

本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるのためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。