トリマ県ビジャリカ市の病院に対する医療機材の供与
令和4年12月27日
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12月20日、トリマ県ビジャリカ市のラ・ミラグロサ病院に対する医療機材整備プロジェクトにかかる供与式が、ペレスビジャリカ市長、ベスガラ・ミラグロサ病院長、当館の赤松一等書記官(開発協力班長)及び本病院関係者らの出席の下、行われました。
本プロジェクトは、医療機材の整備による医療サービスの質の向上及び地域住民の医療サービスへのアクセスの確保を目的とするものです。本プロジェクトの実施に当たり、日本政府は予防、診断、治療に必要な除細動器、電子心電計、バイタルモニター、歯科治療機材、可動式ベッド等の整備のための資金援助を行いました。これにより年間延べ約1,700人の住民が適切な医療サービスを受けられるようになります。
赤松一等書記官は、日本はコロンビアにおいて、人間の安全保障のため100以上の医療機関に対し、医療機材の整備を支援してきた旨述べました。また、ペレス・ビジャリカ市長からは、市内全域において本プロジェクトがもたらした影響は大きい旨の発言があり、ベスガ院長からは、今回のような支援を受けたのは初めてで、同市における医療ニーズに対応する非常に優れた機材を入手できたとして本支援に対する謝意が表明されました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるのためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。