トリマ県における食品加工の職業訓練機材の供与
令和4年12月27日
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12月21日、トリマ県プリフィカシオンのトリマ県南東地域イノベーション学院(INNOVAR SURORIENTE)に対する職業訓練機材一式を整備するプロジェクトにかかる供与式が、アルダナINNOVAR SURORIENTE創設メンバー、アラルコンINNOVAR SURORIENTE事務局長及び当館の赤松一等書記官(開発協力班長)らの出席の下、行われました。
本プロジェクトは、果物、野菜、乳製品及び肉の加工に関する職業訓練において教育力の向上、高品質の商品の生産技術の習得、地域の雇用創出等を目的とするもので、日本政府は100以上の調理器具等の整備に対し資金協力を行いました。これにより、トリマ県のプリフィカシオン市、プラド市及びサルダニャ市の年間420人以上の人々が直接裨益するほか、周辺地域の農牧業及び養魚業の経済活動の発展にも寄与します。
式典において、赤松一等書記官は、日本はこれまで82以上の職業訓練施設に対する支援を実施しており、各地域における職業訓練の質の改善に繋がっている旨述べました。また、アルダナ創設メンバー及びアラルコン事務局長からは、地域の若者が勉強し訓練を受けることは収入を得るための重要な機会になるとして本プロジェクトの重要性を強調するとともに、本支援に対する謝意が表明されました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるのためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。