カウカ県ソタラ市の児童図書館の建設に対する協力
令和5年3月17日
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2月28日、カウカ県ソタラ市における児童図書館建設プロジェクトの供与式が、アグレド・ソタラ市長、当館大橋書記官及び多くの住民の出席の下、行われました。
本図書館の建設は、基礎教育の強化、児童向け文化活動の促進、地域の児童や大人のための識字教育の機会を提供する場を作ることを目的としています。さらに、本プロジェクトにより文化的環境の醸成と治安の改善に寄与することが期待されます。
本プロジェクトの実施にあたり、日本政府は図書館建設にかかる資金協力を行いました。これにより、約1,900人の児童を含む約16,300人の市民が裨益します。
供与式において、大橋書記官は、日本にとって、他国と強固で持続的な関係を築くことは極めて重要である、1989年からコロンビアにおいて小規模な支援を行っており、多くの地域やコミュニティに貢献している旨述べました。また、アグレド市長は、この図書館で無限の宝物を発見することができ、読書と地域のつながりを生み出すこととなるとの発言がありました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるのためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。