プトゥマヨ県モコア市の病院に対する医療器材の供与
令和5年3月21日
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3月6日、プトゥマヨ県モコア市の医療法人ホセ・マリア・エルナンデス病院に対する医療機材供与プロジェクトにかかる署名式が、髙杉大使、スニガ同病院長、ベガ・コロンビア国際協力庁ニーズ管理部長代理の出席の下、行われました。
本プロジェクトにより、質の高いレントゲン撮影及び超音波検査が行われ、適切な診断及び治療が可能となります。また、同機材は病院運営の効率化にも貢献し、より多くの患者の治療につながります。
本プロジェクトの実施に当たり、日本政府は移動式レントゲン撮影機材及び移動式超音波診断装置の整備にかかる資金協力を行いました。これにより、年間約22,400人の患者が裨益することが期待されます。
式典において、髙杉大使は、草の根・人間の安全保障無償資金協力では、日本の国際協力の指針である「人間の安全保障」を重視したプロジェクトを推進している旨述べました。また、スニガ院長からは、本機材の供与により、大きなリスクを伴う転院搬送を行うことなく、患者に対し質の高い手術や治療が可能となることへの謝意が表明されました。ベガ部長代理は、医療サービスを向上させることは、地域間格差の是正に貢献し、日本政府のこの重要な支援に感謝する旨発言がありました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われるものです。