コルドバ県モンテリア市の児童に対する質の高い食事へのアクセス確保のための協力

令和5年3月18日
        

3月7日、コルドバ県モンテリア市コミュニティ・センター食堂建設プロジェクトの署名式が、高杉大使、バルギル財団代表、ゴメス教育省国際協力室顧問の出席の下、行われました。

この食堂建設により、地域の低所得の児童・若者に対し、1日に一度、栄養のある無償の食事を衛生的な場所で提供し、栄養面での福祉の向上及び健康的な成長に寄与することを目的としています。本プロジェクトは、コミュニティ・センターの活動分野を広げ、対象となる児童数も増加し、コミュニティの生活の質向上に貢献するものです。

本プロジェクトの実施にあたり、日本政府は食堂建設にかかる資金援助をおこないました。これにより、700人以上の児童・若者が裨益します。

署名式において、髙杉大使は、本プロジェクトにより児童が衛生的で安全な環境で無償の食事をとることができ、SDGs目標2「飢餓をゼロに」に寄与するものである旨述べました。バルギル財団代表は、本年、子どもたちの栄養状態が良くなり、成長するための食事を提供する食堂ができるのは、日本政府のおかげである旨述べました。ゴメス顧問は、コロンビアの児童・青少年が裨益する教育インフラの改善に関する日本の長年の支援に謝意を述べました。

本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われるものです。