サンタンデール県プエルト・ウィルチェス市に対する学校校舎の供与

令和5年3月22日
               

3月7日、サンタンデール県プエルト・ウィルチェス市バディジョ地区学校校舎の供与式が、トキカ・プエルト・ウィルチェス市長、ドゥケ・マグダレナ川中流域開発・和平評議会会長、当館小暮参事官及び多くの住民の出席の下、行われました。

3教室の新設により、バディジョ地区学校の生徒は適切な環境で授業が受けられ、同学校の活動領域も広がり、将来的にさらなる生徒の収容が可能となります。

本プロジェクトの実施にあたり、日本政府は3教室の校舎建設にかかる資金援助を行いました。これにより、167人の生徒が裨益します。

供与式において、小暮参事官は、167人の生徒の生活の質向上に寄与できて光栄、この協力により両国国民の友好関係がさらに緊密となることを望む旨述べました。トキカ・プエルト・ウィルチェス市長は、日本国民の教育、道路などのインフラへの協力、人々の命を大切にする教育への尽力に謝意を表しました。ドゥケ・マグダレナ川中流域開発・和平評議会会長は、このプロジェクトは人間の安全保障を形にしたものである、教育は住民及び児童の基本的権利の一つであり、コミュニティの発展に貢献できる人々を安全な環境で教育することのできる場所ができた旨発言しました。
 
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるのためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。