ナリーニョ県イムエス市の病院に対する医療機材の供与
令和5年3月31日
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3月14日、ナリーニョ県イムエス市のサンティアゴ・アポストル病院への医療機材供与プロジェクトにかかる供与式が、ペレス・イムエス市長、トバル・サンティアゴ・アポストル病院長、当館の大橋書記官らの出席の下、行われました。
本プロジェクトは、救急外来と総合診療科で使用される最新の医療機材を導入することで、同病院による地域医療の質を向上し、妊婦を含む患者が迅速かつ適切な医療を受けられるようにすることを目的としています。
本プロジェクトの実施に当たり、日本政府は医療機材の整備のための資金援助を行いました。これにより年間約7,400人の患者が恩恵を受けることになります。
式典において、大橋書記官は、本プロジェクトは、医療機器の不足によって引き起こされる重大なリスクを軽減するために、救急、歯科、新生児医療等の分野における15台の機材を供与するものである旨述べました。
また、イムエス市長からは、新機材の導入により従来の機材と比べできることが大きく変わったことを強調したいとして本支援に対する深い謝意が表明され、トバル院長は、バイオ医療機材の供与により、人命を救うことができ、新型コロナの流行に起因する全ての患者にタイムリーかつ効率的に対応することが可能となったと述べました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるのためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。