対コロンビア無償資金協力「経済社会開発計画」(保健・医療関連機材の供与:ラ・グアヒラ県マイカオ市での供与式の実施)

令和5年7月7日

記念撮影

ハラミジョ保健大臣による挨拶
供与した移動式レントゲン撮影装置

7月1日、グアヒラ県マイカオ市のサン・ホセ・デ・マイカオ病院において移動式レントゲン撮影装置の供与式が、ハラミジョ保健・社会保障大臣、ダスキ・マイカオ市長、ラサ同病院長及び髙杉駐コロンビア大使らの出席の下、行われました。

本件機材供与は、コロンビアの感染症対策及び保健・医療体制の強化のため、医療機材の整備を支援する目的で、コロンビアの13県20病院に対し、移動式レントゲン撮影装置、ベッドサイドモニター等を供与する無償資金協力「経済社会開発計画」(供与限度額:5億円)の一環です。本式典ではその第1段として、富士フィルム社製の移動式レントゲン撮影装置Go PLUS1台が同病院に供与されました。

式典において、髙杉大使は、日本は、「人間の安全保障」の理念のもと、全ての人が適切な保健医療サービスを支払い可能な費用で受けられる、より強靱で公平で持続可能な「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」を実現すべく、保健・医療分野での国際協力を実施してきており、本支援がコロンビアの感染症対策及び保健・医療体制の強化に寄与することを期待する旨述べました。また、ハラミジョ保健大臣からは、1908年から外交関係を有する日本からの保健・医療分野での支援はこれまでも常に重要なものであった、特に本支援は先住民やベネズエラ避難民を多く抱える本県にとって極めて重要であると述べ、本支援に対する謝意が表明されました。