クンディナマルカ県ソアチャ市におけるベネズエラ避難民のための教室建設への協力
令和5年9月13日
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9月8日、クンディナマルカ県ソアチャ市のパス・イ・エスペランサ学校において、UNHCRとの連携によるベネズエラ避難民のための教室建設プロジェクトにかかる供与式が、カスタネダUNHCR地域事務所代表、トバル・ソアチャ市教育局長、当館の小暮参事官及び本学校の生徒らの出席の下、行われました。
本プロジェクトは、ベネズエラ避難民に対し滞在資格取得のための支援、シェルターの整備等の人道的支援を行うとともに、避難民の自立や生活立ち上げの支援を通じた社会経済的包摂を図るため日本が資金援助を行った一環として、同校に新たな4教室を建設したものです。
式典において、小暮参事官は、本日引き渡される4つの教室は、コロンビア社会に溶け込もうとしているベネズエラ避難民の子どもの教育を受ける権利を保障するものである。、日本は開発協力において、誰一人取り残さない「包摂性」を重視し、難民、避難民、子どもや女性といった社会的弱者への支援の重要性を強く認識している旨述べました。また、カスタネダ代表からは、本日供与された新たな教室により、160人の子どもが学習できるようになる、子どもらが新たな教室を楽しみ、大切に使ってくれることを願っている旨の発言があり、トバル局長からは、これら教室は子どもに教育の機会を与えるとともに、彼らの心を開き成長の機会を与えるものである、また、子どものみならず、地域社会全体に恩恵を与えるものであるとして、本支援に対する謝意が表明されました。
本プロジェクトは、ベネズエラ避難民の社会経済的包摂を図るため、日本がUNHCRと連携し、周辺国と合わせ無償で支援した協力の一環である。