マグダレナ県ピヒーニョ・デル・カルメン市の児童図書館建設に対する協力
令和5年12月29日
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12月21日、マグダレナ県ピヒーニョ・デル・カルメン市に児童図書館を建設するプロジェクトにかかる供与式が、マルティネス・コロンビア国立図書館長、マチャド同市長、日本大使館の赤松書記官(開発協力班長)及び同市の児童及び住民らの出席の下、行われました。
本プロジェクトは、児童図書館の建設により、同市の児童約4,200人及び地域住民に安全・快適な読書・学習環境を提供し、基礎教育の強化、識字教育や読書習慣の形成を図ることを目的とするもので、日本政府は同施設を建設するための資金援助を行いました。
式典において、赤松書記官は、教育分野への支援は「人への投資」として極めて重要である旨述べ、日本はこれまでコロンビアの167市の児童図書館の建設を支援し、子供・若者の教育の質の向上に寄与してきた旨述べました。また、マルティネス館長からは、日本大使館の協力は長年にわたり、コロンビアの公立図書館の重要な一部は、この寛大で友好的、そして非常に輝かしい協力により生まれたものである旨の発言があり、マチャド市長からは、コロンビア北部の遠く離れた小さな市である本市に対し、地球の裏側にある日本がこのように支援いただいたことは、とても意義深いことであり我々の心に永遠に残るだろうとして、本支援に対する謝意が表明されました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。