ウイラ県リベラ市の児童図書館建設に対する協力
令和5年12月28日
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12月19日、ウイラ県リベラ市に児童図書館を建設するプロジェクトにかかる供与式が、ジェペス同市長、マルティネス全国公立図書館ネットワーク技術支援リーダー、日本大使館の松枝書記官及び同市の児童及び住民らの出席の下、行われました。
本プロジェクトは、児童図書館の建設により、同市の児童約4,700人及び地域住民に安全・快適な読書・学習環境を提供し、基礎教育の強化、識字教育や読書習慣の形成を図ることを目的とするもので、日本政府は同施設を建設するための資金援助を行いました。
式典において、松枝書記官は、教育分野への支援は「人への投資」として極めて重要であると述べ、日本はこれまでコロンビアの168の児童図書館の建設を支援し、子供・若者の教育の質の向上に寄与してきた旨述べました。また、ジェペス市長からは、同市が国際社会から支援を受けるのは初めてのことであり、本図書館は同市の人々の未来を築く助けとなる旨発言があり、マルティネス技術支援リーダーからも、今日のような日は、全国図書館ネットワークにとって非常に重要であり、2003年以来毎年、脆弱性の高い様々な市における図書館の整備を絶えず支援いただいた日本大使館に感謝するとして、日本政府に対する謝意が表明されました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。