国際交流基金巡回展 『超絶技巧の日本』の開催

令和6年4月19日

4月12日~5月31日まで、ホルヘ・タデーオ・ロサーノ大学付属カサ・ジェラス図書美術館にて、国際交流基金巡回展「超絶技巧の日本」展を開催しています(入場無料)。
 
   会期:令和6年4月12日(金)~5月31日(金)
   開館時間:平日 9時~17時、土曜9時~12時(日曜休館)
 
 会場:ホルヘ・タデーオ・ロサーノ大学付属カサ・ジェラス図書美術館
           住所:Calle 70A  # 7 – 35, Bogotá D.C.*在コロンビア日本国大使館から徒歩2分
 
 主催:              国際交流基金
                            在コロンビア日本国大使館
                            ホルヘ・タデーオ・ロサーノ大学
 
 
『超絶技巧の日本』展について
 本展では、19世紀ヨーロッパのジャポニスムの流行に大きな役割を果たした明治期の精巧な工芸品を出発点に、観る者を驚かさずにはおかない高度な技術、巧みな表現やコンセプト、完成度の高さに重きをおく作品を、陶芸、絵画、刺繍、テキスタイルなどジャンル横断的に紹介しています。今日の「超絶技巧」作品の数々や、ものづくりへの強いこだわりがうかがえるカプセル玩具のフィギュアや食品サンプルなどは、工芸と芸術の境がなかったとされる明治以前の価値観が現代にも受け継がれていることを語りかけ、個々の作品の驚嘆すべきテクニックや、それさえも凌駕する表現世界からは、職人気質を尊び、制作過程に徹底的にこだわってきた日本の創作文化の一端が垣間見られます。
 さらにボゴタ市で開催される当展に関しては、キュレーター、フェルナンド・クエバス氏により、カサ・ジェラス図書美術館がコロニアル建築の元大統領邸宅である特長を生かした作品展示となっております。
 
出展作家/作品
荒木智、岩崎貴宏、梅田宏明、北村武資、鈴木康広、須田悦弘、西脇直毅、深堀隆介、本城直季、三島喜美代、山口晃、山本一洋/
明治工芸、食品サンプル、フィギュア、ジオラマ、絵画、陶器等
 
監修
山下裕二(明治学院大学教授)
 
当展プロモーション映像(国際交流基金サイト)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLR82S6MFHeImCj-7dzM1EnJiB7JjgBp-t