マグダレナ県サバナス・デ・サン・アンヘル市の学校の建設・改修に対する協力
令和6年3月7日
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2月26日、マグダレナ県サバナス・デ・サン・アンヘル市のカサ・デ・タブラ地区学校における適切な学校生活環境の確保を図るプロジェクトにかかる供与式が、ピミエンタ同市長、アリサ同学校長、日本大使館の小暮参事官及び本学校の生徒らの出席の下、行われました。
本プロジェクトは、教室の建設・改修及びトイレ等の改修により、同校291名の生徒のために適切な学校生活環境を確保することを目的としており、日本政府はこれら施設の建設・改修のための資金援助を行いました。
式典において、小暮参事官は、教育分野への支援は「人への投資」であり、「人間の安全保障」の実現のため極めて重要であると考えており、本プロジェクトはこの実現に資するものと期待している、日本はマグダレナ県における32件のプロジェクトを含め、コロンビアにおいて様々なプロジェクトを支援してきており、そのうち教育に関するプロジェクトは24件に上り、未来への投資として子供・若者の教育の質の向上に寄与してきた旨述べました。また、ピミエンタ市長からは、日本からは以前にも地域の発展に大きく貢献している図書館建設に対する支援をいただいている、本支援は教育インフラを強化するだけでなく両国の絆を深めるものであり、このような協力は、多くの人々にとってより良い未来を築くことができるということを我々に思い起こさせてくれる旨の発言があり、アリサ校長からは、本支援のおかげで今後も我々の文化は発展し、本地域全体が成長していくことができるだろうとして、日本政府に対する謝意が表明されました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。