ウイラ県サン・アグスティン市の学校施設整備に対する協力
令和6年3月15日
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3月8日、ウイラ県サン・アグスティン市のラ・アルヘリア地区学校に新たな校舎を建設するプロジェクトにかかる供与式が、ムニョス同市長、ブルバノ・アルト・デル・オビスポ学校ラ・アルへリア分校代表、日本大使館の大橋領事及び同学校の職員・児童・生徒らの出席の下、行われました。
本プロジェクトは、食堂、トイレ等を含む新たな校舎の建設により、30名の生徒のための適切な学習環境を確保することを目的としており、日本政府は、新校舎建設のための資金援助を行いました。
式典において、大橋領事は、日本は、「人間の安全保障」の理念の下、「人への投資」として教育分野への支援は極めて重要であると考えており、本プロジェクトが未来への投資として子供・若者の教育の質の向上に寄与することを期待している旨述べました。これに対し、ムニョス市長からは、教育をはじめとした重要な課題について開発途上国を支援するという日本の皆様の意思に感謝する、この快適で安全な空間を手に入れたことで、子供や学生をはじめとする人々が幸せになり、精神衛生も向上させることができる旨の発言があり、ブルバノ校長代行からは、以前は多くの困難があり、建物が崩壊の危機に瀕していたため、時には授業を一般住宅で行わざるを得ないこともあったが、この新たな施設によって状況は大きく変わったとして、日本政府に対する謝意が表明されました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。