カサナレ県タウラメナ市の病院に対する医療機材の供与
令和6年3月7日
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3月5日、カサナレ県タウラメナ市の同市地方病院に対して歯科及びリハビリ機材一式を供与するプロジェクトにかかる供与式が、モレノ同病院長、トレス同市政務局長、日本大使館の大橋書記官及び本病院の職員らの出席の下、行われました。
本プロジェクトは、歯科及びリハビリ機材一式の整備により、年間延べ約19,000人の同市民に対する医療サービスを改善することを目的としており、日本政府はこれら機材を整備するための資金援助を行いました。
式典において大橋書記官は、日本は「人間の安全保障」及び「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」の実現を目指しており、年間延べ約19,000人の本市民に対する医療サービスの改善を目的とする本プロジェクトはこの実現に資するものと期待している、日本はコロンビアにおいて様々なプロジェクトを支援してきており、現在、経済社会開発計画によるコロンビアの13県20病院への医療機材の供与も行っている旨述べました。
また、モレノ院長からは、我々には人道的で質の高いサービスを提供し続ける使命があり、日本のような国とのパートナーシップの構築を模索している、日本大使館にはこれからも感謝し続けるだろうとの発言があり、トレス局長からは、日本は我々が最も必要としている時にタイムリーに支援してくれた、本支援は人々の生活の質を向上させるだけでなく、支援を必要としている開発途上国との絆を深めるものであるとして、日本政府に対する謝意が表明されました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。