アンティオキア県トゥルボ市の病院に対する医療機材の供与

令和6年2月29日

2月13日、アンティオキア県トゥルボ市の医療法人フランシスコ・バルデラマ病院に対して医療機材一式を供与するプロジェクトにかかる供与式が、ゴンサレス同市長、ゴメス同病院長代理、日本大使館の大橋領事及び同病院の関係者並びに利用者らの出席の下、行われました。

本プロジェクトは、超音波検査器等の産婦人科用医療機材一式の整備により、年間約2,500人の妊産婦及び胎児・新生児に対し、適切な医療サービスを提供することを目的とするもので、日本政府はこれら機材を整備するための資金援助を行いました。

式典において、大橋領事は、日本は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により、トゥルボ市においても4つのプロジェクトに対する支援を行ってきた、中でも保健分野を重視しており、経済社会開発計画によるコロンビアの13県20病院への医療機材の供与も行っている旨述べました。ゴンサレス市長からは、日本政府は長年にわたり、保健分野のみならず教育分野においても本市に多大な支援を行ってきている旨の発言があり、ゴメス院長代理からは、当院は1年足らずの間に2,500件以上の超音波検査及び2,600件以上の診察を行うとともに、1,860名以上の患者の入院を受け入れ、利用者であるトゥルボ市及び周辺地域の住民の生活の質を向上させることができたとして、日本政府に対する謝意が表明されました。

本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。