クンディナマルカ県ラ・パルマ市の児童図書館建設への支援
令和7年3月6日
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2月26日、日本国大使館は、クンディナマルカ県ラ・パルマ市に児童図書館を建設するプロジェクトの供与式を行いました。同供与式には、ロドリゲス・ラ・パルマ市長、マルティネス・ビジャルバ・コロンビア国立図書館長、ロペス・クンディナマルカ県文化観光局県内図書館ネットワーク担当、日本国大使館の赤松書記官(開発協力班長)らが出席しました。
本プロジェクトは、パソコン閲覧スペースを備えた児童図書館の建設により、児童・生徒約2,200人を含む同市民に、読書や学習のための安全・快適な環境を提供し、基礎教育の強化や民生の安定に寄与することを目的とするものです。
式典において、赤松書記官からは、「日本は、「未来への投資」として子供・若者の教育の質を向上させるとともに、地域住民に読書、学習及び文化活動のための適切な環境を提供することで民生の安定化を図るため、児童図書館が重要であると考えており、これまで草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて、コロンビアにおいて169の児童図書館の建設を支援してきた」旨述べました。
また、ロドリゲス市長からは、「本プロジェクトは、協力が現実を変えより良い未来を実現することを示す好例である。本図書館は子どもや若者のための知識の拠点となり、理想の未来への架け橋となるだろう」として、マルティネス・ビジャルバ館長からは、「本取組は連帯の力が未来を築くことを象徴するものである。この公共の場である図書館を誰もが必要なときに利用できるよう大切にしていきたいと思う。」として、日本政府に対する謝意が表明されました。