メタ県サン・カルロス・デ・グアロア市の消防署建設への支援

令和6年8月31日
                                        

8月14日、日本大使館は、メタ県サン・カルロス・デ・グアロア市のスリメナ地区消防団の消防署を建設するプロジェクトの供与式を行いました。同供与式には、コンデ・メタ県消防本部長、ゴンサレス・スリメナ地区消防団長、ピネダ・同市長、リスカノ同県行政局長、日本大使館の赤松書記官(開発協力班長)らが出席しました。

本プロジェクトは、消防署の建設により、同消防署で活動する消防士24 名に適切な勤務環境を提供するとともに、同市住民約11,000 人に安全な生活環境を提供することを目的とするものです。

式典において、赤松書記官からは、日本は、災害・緊急事態対応に関する豊富な経験・知見を有し、コロンビアにおいて同分野の支援を実施しており、本プロジェクトを通じ同消防団の災害対応能力が強化され、本市住民の安全な生活環境が確保されることを期待している旨述べました。また、ゴンサレス団長からは、本支援は消防隊員の生活の向上に繋がるものであり、日本大使館がメタ県及び本消防署に配慮してくれたことを大変誇りに思う旨発言があり、ピネダ市長からは、本市はコミュニティに貢献できる適切な設備の整った消防団を有する数少ない市の一つとなったとして、本支援に対する謝意が表明されました。

本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。