クンディナマルカ県カパラピ市の病院に対する医療機材の供与

令和7年3月6日
                                        

2月27日、日本国大使館は、クンディナマルカ県カパラピ市のサン・ホセ・デ・グアドゥアス病院に医療機材を整備するプロジェクトの供与式を行いました。同供与式には、ロハス同市社会開発局長、リンコン同病院長、日本国大使館の赤松書記官(開発協力班長)らが出席しました。

本プロジェクトは、救急治療室、一般診療科等で使用する医療機材一式の整備・更新により、同市民約12,000 人に適切かつ迅速な医療を提供することを目的とするものです。

式典において、赤松書記官からは、「日本はユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現のため、保健分野における協力を重視している。人間の安全保障を確保するため、これまで草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じてコロンビアにおいて149の保健分野のプロジェクトを支援した。また、経済社会開発計画によりコロンビアの15県22病院における医療機材整備のための支援も行っている」旨述べました。

また、ロハス局長からは、「本支援は適切な治療を受けられる患者にとって大きな希望となる。これらの機材は市民の健康と生活を支える重要な資源であり、我々はその重要性を深く認識し、責任を持って使用することを約束する。」として、リンコン病院長からは、「本日供与された医療機材は、特に、最も困窮し支援を必要とする人々への医療サービスの強化とアクセス向上に寄与するものである。こうした国際的な協力関係により医療の充実が図られることに心から感謝の意を表する」として、日本政府に対する謝意が表明されました。