プトゥマヨ県プエルト・グスマン市の紛争被害者のための職業訓練施設建設に対する支援

令和6年8月21日
                                        

8月21日、日本大使館は、プトゥマヨ県プエルト・グスマン市の紛争被害者のための職業訓練施設を建設するプロジェクトの供与式を行いました。同供与式には、ムニョス同市長、日本大使館の赤松書記官(開発協力班長)らが出席しました。
 
日本は、「質の高い成長」による持続的な貧困撲滅のため、職業訓練分野の協力が重要であると考えており、本プロジェクトによる職業訓練施設の建設を通じ、同市の紛争被害者約375人に工芸品、食品加工等に関する訓練を実施することで、地域の経済基盤の改善、民生の安定等が図られることを期待しています。
 
式典において、ムニョス市長からは、本市は紛争の被害を受けてきたが、変革の途中にあり、ミーティングや訓練を行うための本施設は我々にとって非常に重要であるとして、日本政府に対する謝意が表明されました。
 
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。