セサール県ラ・ハグア・デ・イビリコ市の病院における医療機材整備への支援
令和6年9月11日
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9月11日、日本大使館は、セサール県ラ・ハグア・デ・イビリコ市のホルヘ・アイザック・リンコン・トレス病院に医療機材一式を整備するプロジェクトの署名式を行いました。同署名式には、ポサダ・カルロス・キンテロ議員事務所顧問、エルナンデス・ラ・ハグア・デ・イビリコ市長、小暮臨時代理大使らが出席しました。
本プロジェクトは、医療機材一式の整備により同病院の医療サービスを強化し、年間約44,000人の救急科利用患者及び年間約500 人の妊婦に適切な医療を提供するとともに、年間約312,000件の検体検査を提供することを目的とするものです。
式典において、小暮臨時代理大使からは、日本は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現のため、保健分野における協力を重視しており、これまでコロンビアにおいて多くの保健分野のプロジェクトを支援してきた、本支援が同病院の医療サービスの強化に繋がることを期待している旨述べました。また、ポサダ顧問からは、日本大使館は常にコロンビアとの友好関係を強化することに尽力し、様々なプロジェクトを通じてコロンビア全土の多くの地域の発展及び彼らの生活の質の向上に貢献してきた、セサル県選出のカルロス・キンテロ議員に代わり感謝する旨発言があり、エルナンデス市長からは、本支援により心血管疾患等の様々な病気の早期発見が可能となるとともに、検査用機材をレンタルすることなく検体検査を提供することができるとして、日本政府に対する謝意が表明されました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われるものです。