プトゥマヨ県モコア市の病院に対する医療機材の供与

令和6年8月22日
                                        

8月22日、日本大使館は、プトゥマヨ県モコア市の医療法人ホセ・マリア・エルナンデス病院に対する医療機材の供与式を行いました。同供与式には、ペレス・プトゥマヨ県議会議員(同病院取締役会会長)、カイセド同病院長、日本大使館の赤松書記官(開発協力班長)らが出席しました。
 
日本は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現のため、保健分野における協力を重視しており、本プロジェクトによる移動式レントゲン撮影機材及び移動式超音波診断装置の整備を通じ、同市及び周辺地域の住民年間延べ22,387人に対し、適切な診断、治療等が提供され、地域医療サービスの質が改善されることが期待されます。
 
式典において、ペレス県議会議員からは、本支援は本県の医療活動に大きく貢献するものである、我々は供与された機材を適切に使用することを約束するとして、日本政府に対する謝意が表明され、また、カイセド院長からは、我々は本県民の健康及び福祉の確保という大きな任務を担っており、こうして医療機材が整備され使用されるのはとても幸せなことである旨の発言がありました。
 
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。