プトゥマヨ県プエルト・カイセド市の病院に対する患者搬送用モーターボート及び産婦人科用医療機材の供与
令和6年8月21日
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8月21日、日本大使館は、プトゥマヨ県プエルト・カイセド市の医療法人アルシデス・ヒメネス病院に対する患者搬送用モーターボート及び産婦人科用医療機材の供与式を行いました。同供与式には、ロペス同病院長、カイセド同市市議会議員、日本大使館の赤松書記官(開発協力班長)らが出席しました。
日本は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現のため、保健分野における協力を重視しており、本プロジェクトによる患者搬送用モーターボート及び産婦人科用医療機材の整備を通じ、同市で出産する年間約130組の母子に対する医療サービスを改善することが期待されます。
式典において、ロペス院長からは、本市には現在100人以上の妊婦がいる中、本支援により整備された機材等により妊婦の状況をモニタリングすることができる旨発言があり、また、カイセド議員からは、本市議会は住民の健康及び福祉に目を向けており、日本大使館からの支援を有効に活用したいとして、本支援に対する謝意が表明されました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。