アンティオキア県イトゥアンゴ市の診療所改修及び医療機材整備への支援
令和6年8月27日
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8月27日、日本大使館は、アンティオキア県イトゥアンゴ市エル・アロ地区のサン・フアン・デ・ディオス病院が運営する診療所を改修するとともに、同診療所に医療機材一式を整備するプロジェクトの供与式を行いました。同供与式には、パリアス同市長、ラミレス同病院長、日本大使館の白水書記官らが出席しました。
本プロジェクトは、診療所の改修及び医療機材の整備により、約1,100人の同地区及びその周辺の住民に対する医療サービスを改善することを目的とするものです。
式典において、白水書記官からは、日本は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現のため、保健分野における協力を重視しており、これまで草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて、コロンビアにおける131の保健分野のプロジェクトを支援してきた旨述べました。
また、パリアス市長からは、本日は我々を支援いただいた日本の配慮と好意を祝う日であり、エル・アロ地区に住む全ての人々の生活の質を向上させるためとても大切な支援を行った日本大使館に感謝する旨発言があり、ラミレス院長からは、本支援により我々は地域のニーズを満たすインフラ及び設備を整備することができ、住民に適切な医療サービスを提供できるようになったとして、日本政府に対する謝意が表明されました。
本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。