ボリバル県サンタロサデルスル市及びシミティ市境ケブラダフリア地区の道路舗装に対する協力

令和6年7月30日
                                        

7月18日、日本大使館は、ボリバル県のサンタロサデルスル市及びシミティ市の市境にあるケブラダフリア地区の未舗装道路をコンクリート舗装するプロジェクトにかかる供与式を行いました。同供与式には、オラジャ・サンタロサデルスル市長、オルティス・シミティ市都市企画局長、ドゥケ・マグダレナ川中流域開発・和平評議会会長及び日本大使館の斎藤領事らが参加しました。

本プロジェクトは、未舗装道路のコンクリート舗装により、同市の約2,100人の住民に安全・迅速な移動経路を確保することを目的としており、日本政府は、道路舗装のための資金援助を行いました。

式典において、斎藤領事からは、両市の山間道路沿いに住む住民約2,100 名に安全・迅速な移動経路を提供する本プロジェクトは、「人間の安全保障」の実現に資するものと期待している旨述べました。これに対し、オラジャ市長からは、本道路は自分がボリーバル県南部で見てきた中で最長かつ最もきれいな道路であり、本地域で働く何百・何千の農家が裨益しているとして、日本政府に対する謝意が表明されました。また、ドゥケ会長からも、日本大使館と同評議会との間には、約24年にわたる信頼の歴史があり、これまで同評議会が連携する32市において日本の支援によるプロジェクトが実施されてきた旨発言がありました。


本プロジェクトは、保健、教育、インフラ等人々の基本的ニーズに応えるためにNGOや地方公共団体が実施するプロジェクトに対して資金援助を行う、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により行われたものです。