大使挨拶 (令和3年1月)

在コロンビア日本大使館ホームページにようこそお越し下さいました。

   令和の時代も3年目となり、新春のお慶びを申し上げます。
　　　　
   昨年は、世界のいずこにあっても、いずれの方にとっても、新型コロナウイルスの感染拡大により、大変御苦労の多い年であったものと存じます。
 
   コロンビアにおける新型コロナウイルス感染は、日本よりもだいぶん遅れて昨年3月上旬に最初の感染が確認されました。その後、3月下旬には強制自宅待機措置が取られ、8月末までこれが続きました。それにも関わらず、累計感染者数は増加を続け、その数は世界の中でも多い国の一つになりました。
そして、昨年暮れに至っても、感染者数は1日1万人以上のペースで増えております。
在留邦人の皆様方におかれましては、これまで同様、感染防止に努めていただき、新年を元気に過ごしていただくことを切望しております。
 
   私共、在コロンビア日本大使館は、これまでも、在留邦人の皆様、そして日系企業に対する支援を最も重要な業務と位置づけて参りました。新型コロナ感染拡大後、業務継続を確保するためにテレワークや、領事窓口受付の予約制などを導入しましたが、邦人の方に何かあれば、24時間対応できる体制を引続きとってきております。
 
   また、コロンビア政府及び国民がこの困難な状況に対応できるよう、医療分野をはじめとする協力を草の根無償資金協力などにより、日本政府として行ってまいりました。
 
   本年も、在留邦人、日系企業、日系人社会の皆様方のご協力を頂きながら、大使館員一丸となって、日本とコロンビアとの友好関係の発展のために尽力してまいりますので、引き続き、皆様方のご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。